- 地方の農村の小学校に勤めています。子ども達はのびのびと育っていますが、校舎・暖房設備は古く、冬は教室が10度くらいしかない中で学習しています。町は財政難を理由に改善を渋り、その他教育費も年々削られ、子ども達の教育環境は悪化の一途をたどるばかりです。
国は地方を切り捨て、都会と地方の格差が増す一方です。同じ日本国民に生まれながら、こんなに格差があっていいのでしょうか。義務教育が保証されて来たからこそ、日本が世界に誇れる国に成長したのだと思います。どの子でも、将来の夢を持って学んでいける環境を保証することが大人の責任です。義務教育費国庫負担1/2を復元して、国としての責任を果たしてほしいと思います。
- 現状の学校現場は、仕事に追われ、時間に追われ、多忙な毎日を送っているのは現実です。しかし、子どもたちの元気な顔や頑張っている姿を見ることができるからこそ、先生たちは頑張っているのではないかと思います。
もっと国にも学校現場の「本当の現状」を見てもらいたいと非常に感じています。
- 北海道で教員をしています。子どもたちの明るい笑顔を見るのを楽しみに仕事をしていますが、日々、いろいろな仕事に追われ、子どもたちの為の時間もなかなかとれないでいます。教える側にゆとりがないのに、子どもたちにゆとりを持ってと教えるのは難しいと感じます。せめてもう少し自分の時間がとれればたくさんの先生方がもっと子どもたちと過ごす時間が増えるのにと思います。
- 町の合併にともない、学校の予算がどんどん減らされています。
もちろん、少ない予算の中で、できるだけ家庭に負担のないよう、努力をしているところです。
しかし、今後義務教育費国庫負担制度の廃止・一部財源化が行われれば、教育費の確保は保証されません。
地域格差がどんどん広がっていけば、教育の平等が保障されない世の中になってしまいます。
国庫負担制度が堅持されるよう心から願っています。