• みなさまのご意見

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  • 子供たちにとってあたらしものに取り組もうとするとき、初期の段階での先生や親の指導やフォローがとても大切だということは良く分かっていることです。最初の一歩は本当に小さくて弱々しい一歩だけど、これが全ての始まりです。私達親は子供が生まれて初めて歩いた時のあの感動を、いつの間にか普通の事にしてしまってはいないだろうか。子供は無限大の可能性を持っているけど、親や周囲の大人達によって、その方向性を狭くしてしまってはいないだろうか。決められた道を進んでいくことだけが、本当にその子にとって、自分の最大限の能力を発揮できることになり、夢を実現することにつながる道なのだろうか。遠回りしても、人生の中で時間がかかっても自分の夢を実現させていくことが、自分にとって本当の人生の歩みではないでしょうか。周りのことや、形のことばかりにとらわれて、なにもかもを当たり前のこととして、決めているのは私達大人の都合でしかないように思えてなりません。
  • 大人になっても自分の夢を実現させていくことができることは、素晴らしことです。夢を伸ばせる社会を作り、支えていくことが子供の未来を保障することではないでしょうか。今を生きる大人の責任として、次世代を背負う子供達の親として、私達は今何をしなければならないのか。親・学校・地域を通じてお互いの意見や思いを交流していくことで、地域で守り育てられる子供、国を作りあげていく子供を育てていかなくてはならないのではないでしょうか。問題行動を起こした子供が、様々な形で指導・教育されるのは当たり前のことです。しかし、選択よりも選別に近い形で、進んでいく道や、未来を決めなくてはならないのが今の社会。これが出来なかったから学校の指導が悪い、何か問題が起こった、学校で何をしていたんだろうと思う親は沢山いると思う。何か起こった日はどんな気持ちで学校に行ったのか、また出来ていなかったことがなんだったのか、この問いに親は答えられるだろうか。私達親は自分の子供は自分達が育てていくということを軽んじてはいないだろうか。私達親は子供が学校で、家庭の外で何を見て、何をして、何をやろうとしているのか、もっと知らなくてはいけないと思います。話を聞くこと、聞かせることで、お互いをもっと知らなくてはいけないのではないだろうか。
  • 私たち教職員は、平日の授業はもちろんのこと、土日は部活動というように毎日忙しく働いています。時間的・精神的余裕がほしいです。
  • 夢に向かってつねに挑戦すること、それが大事と松井選手は話されていましたが、最近の子どもたちのなかには、自分の夢でさえ、見つけられないような子どももいます。それは、家庭における教育力の低下にもよるものではないでしょうか。親が何でも与える事で、子どもは常に受身の状態で事足りる…というような状態です。家庭において親も子どもの欲求を満たすことで、関係を保持しようとしているような場合も少なくありません。そんな歪んだ関係で育った子どもだから、困難に対しての耐性が低いように思われます。もちろん集団での規律などに対しての意識も希薄です。学校において、本来家庭で行うべき基本的なしつけをしなくてはならない教師も大変だと思われます。なかなか夢をもち、夢に向かってまい進する子どもがあらわれにくい時代でもあると思われます。
  • 今、学校現場において教職員に対しさまざまなニーズが求められています。基礎学力、基礎体力、コミュニケーション能力、英会話、パソコン活用能力、防犯安全、などなど・・・、世間からは先生だからできて当然のように見られがちですが、われわれ教師はスーパーマンではないので当然教材研究や事前準備、研修が必要なわけです。しかし、子ども達と生活を共にしていると実にさまざまな出来事があり、放課後もほとんど時間が取れず、思うようにこちらのスキルアップをはかることもできません。また子どもたちや家庭の多様化により、子ども達に対する指導が難しい場合もあり、教師としての立場や役割に疑問さえ感じることもあります。何をどう整理していけばよいのか、難しいことはわかりませんが、とにかく子ども達を決め細やかに指導、育成していくためには、教員の増員が必須だと思います。未来への投資となる教育費に、国はもっとお金をかけるべきです。
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