



- 「子ども応援便り」やたくさんの方のご意見を読ませていただきました。日本という国は、他の国に比べて、あまりにも教育にお金をかけていないことが分かりました。それなのに、すぐ結果を求める。人間を、ひとを育てているんだということを忘れているように思います。
そんななか、この「応援便り」は、保護者も、学校も、社会もいっしょに子どもを育てようと呼びかけているようで、とても元気になりました。ぜひ、多くの学校や地域で配っていただけるようにお願いします。
- 2月6日付新聞の「みんなの広場」にあった、<政治家は襟を正し教育を論じよ>の記事にまったく同感。教育基本法改悪はじめ、安部首相の人ごとのような姿勢や伊吹文部科学相の開き直りのような姿勢、柳沢厚生労働相の「人権問題」発言などなど・・・・。
教師、家庭、地域の責任や能力を言う前に、政治家が襟を正してから教育を論じてほしい!
- 夫婦ともども、教員をしていますが、妻が体調を崩し1年間仕事を休むことになってしまいました。忙しい毎日でトイレに行く時間もないといいながら、自分の子どもにしてほしいことを、担任している子どもたちにしてあげたいと一生懸命に働いていました。その結果、体がついに悲鳴を上げ、動けなくなってしまいました。
教育本来の業務をこなすための時間があり、もっとゆとりある勤務ができていたら、こんなことにならなかったのにと、残念でなりません。まじめで一生懸命働く人がつぶれてしまわないように……。
- 夢をあきらめないで実現するこことは、大変なことだとおもいます。自分の好きな事を見つけて夢中になることは、松井選手のいうとおり、辛いことでも我慢をして、一生懸命になれることだと私も思う。そして夢を実現できることは素晴らし事ですが、たとえ実現できなかったとしても、頑張ってきたことのプロセスが人の一生にとってはもっと大切なことだと感じます。子供達にとって、プロセスの重要性を認めてくれる社会を作ること、応援してくれる教育を作ることが、今の大人の責任ではないでしょうか。
- いろいろ理由をつけて、(希望も含めて)私達大人は子供に対して、「頑張れ」「もっと頑張れ」ということをいいます。私も自分の子供に「勉強したか」「頑張ってやりなさい」ということを日常のように言っていると思います。子供達は自分では「とても頑張っているのに」「なぜもっと頑張らなくてはいけないの」「なぜよく頑張ったなー」「よくできたね」ということは言ってもらえないのか、という思いがきっとあると思います。「よくやったね」「よく頑張ったね」と言われて、辛い思いをする子はいません。子供達がもっと好きになって、夢中になれるようにほめてくれる先生、ほめてくれる親がなくてはならないと思います。このことが子供の目標のステップアップする力になることは当然のことだといえます。

