- 羽生善治さんの「『人と違ってもいい』ということを教えるのが教育」という言葉がとても印象に残っています。また、日野原重明先生の「時間のなかにいのちがある」も、その通りに思います。
私は小学校の教頭をしています。教育現場が抱える問題に対して、解決へのヒントをもらえたようで、励まされました。(愛知県・58歳女性)
- 僕は、小4のころから陸上を続けています。途中、結果が出なくて辞めようと考えた時や複雑骨折をして大変だった時もあったけど、陸上が好きだったので辞められませんでした。そして、小6の時にリレーで全国8番になりました。すごく楽しかったです。
羽生さんの「結果よりも、好きなことを追いかけ続けることが大事」という言葉にはとても共感しました。高校で陸上をするかどうか少し迷っていたけど、好きな陸上を続けようと思います。(三重県・15歳男の子)
- 日野原重明さんのメッセージを読んで、「いのちは大切」とわかっていたと思っていたけれど、本当はわかっていなかったと気付きました。それは、けんかをよくしていたからです。これからは、友だちを大切に、いつもなかよしでいたいと思います。(高知県・9歳女の子)
- 紙上座談会を読みました。私も25人未満の学級がよいと思っている教員の一人です。40人近いクラスはなかなか落ち着きがない感じがします。私が勤め始めた約30年前は、それだけ人数がいてもクラスは落ち着いていました。
いまはゆとりゆとりと言いながら、生活科、総合学習、英語学習、キャリア教育……とどんどんやるべきことが増えています。また時代が変わり、子どもたちの様子も保護者の様子も変わってきました。少人数学級で、じっくりと子どもや保護者に関わっていく必要があるように思います。(福井県・51歳女性)
- ★取材をしていて思うのは、何かを極めた人の言葉には力があるということ。「子ども応援便り」に登場する方の心のこもったメッセージが、少しでも子どもたちや保護者、教職員のみなさんの力になればうれしいです。(編集室)